院長の田中浩二です。
当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちの周りには、たくさんのペットたちが暮らしています。そのペットたちに私たち人間は、癒し・安らぎなど多くの恩恵を受けています。その大切なペットたちが病気になり、元気がなくなったり、苦しみだしたりすると、飼い主さまは「少しでも楽にしてあげたい!治してあげたい!!」と強く願います。
しかし、ペットたちは言葉が話せないので、「私たちがこの子にしてあげることのできる最善の治療とは何なのか…、今の治療がこの子が望んでいる治療なのか…」と多くの飼い主さんは悩まれてます。「病気に対する最善の治療」が常に「飼い主さんが望むペットに対する最善の治療」になるとは言えません。例えば、強い痛みを伴う病気に対し、最も延命効果が期待できる治療を選択することによってペットの苦しむ時間が延びてしまう場合、その現状から目を背けたくなる飼い主さんもいらっしゃいます。そのような場合、この治療は飼い主さんにとって「飼い主さんが望むペットに対する最善の治療」ではないからです。
当院では、治療方法がいくつか存在する場合、そのすべてを飼い主さんに提示して、その中からペットと飼い主さんにとって最善の治療を飼い主さんと見つけ、歩んでいく「二人三脚」の医療を心がけています。そうすることで、病気で苦しむペットたちはもちろん、そのような飼い主さんの力になれるように願っております。治療に関してですが、大学病院・二次診療施設での経験を生かし、高度医療にも積極的に取り組んでいます。
症例によっては、高度医療技術を備えた動物病院へ紹介致します。
ただし、難しい病気の治療よりも、病気にならないための予防も非常に重要です。
病気の相談、診療のみならず、食餌に関する素朴な疑問、日常のケアなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。