口腔外科症例

CASE

歯冠修復

硬いもの(乾燥したジャーキー、おもちゃ)を噛むことで、歯の表面のエナメル質(体の中で最も硬い成分)が欠けて歯髄が露出することがあります。
そのままにしておくと歯髄に感染を起こしてしまうリスクが高くなるため、レジン(歯科用プラスチック)を用いて修復します。
機能歯(犬歯、上顎第四前臼歯、下顎第一後臼歯)では特に必要となります。

下顎犬歯

1. 破損した歯冠部をバーでなめした後、ボンディング剤(オプティボンド;歯冠部にレジンを接着しやすくする)を塗布します。
2. 光重合して、ボンディング剤を固めます。
3. 歯科充填用コンポジットレジンを塗布します。塗布後に辺縁をトリミングして、終了です。

下顎第四前臼歯

術前
術後