軟部外科症例

CASE

子宮蓄膿症

大腸菌などの細菌が外陰部から侵入することによって、子宮内に膿が溜まる病気です。発情後に好発し、食欲不振、多飲・多尿、嘔吐、外陰部からの排膿などが認められます。急性では1週間で重篤となるので、子宮蓄膿症と診断された場合、早期手術(卵巣・子宮摘出術)が必要です。

陰部からの排膿
子宮内貯留物
拡張した子宮 (正常の子宮の太さは術者の親指くらいです)