軟部外科症例

CASE

腸重積

腸管が連続する腸管に入り込むことによって腸閉塞を引き起こす疾患です。原因は不明ですが、若い動物で多いと言われています。好発部位は回盲部です。症状は食欲低下、嘔吐、下痢などが認められ、外科治療による早期の腸管整復が必要です。

腸管の中に腸管が認められます。
回腸が盲腸に入り込んでいます(回盲部の腸重積)。