軟部外科症例

CASE

肝臓腫瘍

肝臓が腫瘍化した病気です。
摘出によって完治する良性のものが多いですが、他の臓器に転移する悪性のものもあります。
腫瘍が自壊することで腹腔内出血が生じ、突然虚脱することがあります。
外科手術による肝臓腫瘍の摘出が必要となります。

内側左葉、外側左葉の腫瘍(左肝区域切除)

内側左葉の腫瘍
左肝区域のインフロー(肝動脈、門脈、肝管)の結紮
左肝区域のアウトフロー(左肝静脈)の処理
左肝区域切除後
切除した肝臓腫瘍(内側左葉)

内側左葉、外側左葉の腫瘍(自壊による腹腔内出血あり)

内側・外側左葉の腫瘍(切除後)
内側左葉(赤〇:自壊部。大量の腹腔内出血あり)
外側左葉(赤〇:結節性病変)