口腔外科症例

CASE

歯原性嚢胞

歯肉に形成される腫瘤です。
原因は不明ですが、未萌出歯(はえてこなかった歯)が原因とも言われています。
周囲の歯や顎骨を溶かしながら大きくなることや、将来、肉腫(悪性腫瘍)に進行することが分かっているので、広範囲な切除が必要です。

未萌出の歯を中心に、周囲の骨を溶かしています。
原因の歯とその周辺の歯を抜歯。
歯原性嚢胞を含む周囲の歯槽骨や軟部組織を除去。
粘膜フラップを作成し、それを用いて閉創。